どうもこんにちは。
広告代理店の最大手”株式会社 電通”から、「2015年 日本の広告費」が発表されました。
2015年 日本の広告費 – ニュースリリース一覧 – ニュース – 電通
広告費はここ4年連続でプラス成長、その中でも特に大きな成長を遂げているのがインターネット広告費。
なんと前年比110%!!
スマートフォンの普及によりYouTubeなどの動画配信サービスや、モバイルアプリ、各種SNSの利用者が増えたことが大きな影響を及ぼしていると考えられます。
しかしそんな中、インターネット広告の成長をしり目に紙媒体(新聞や雑誌など)の広告費は減少傾向にあります。
広告の向き・不向き
「紙媒体はもうダメだ…これからはネットでどんどん広告を出して行こう!」
いやいや、ちょっと待ってください!
広告の種類に良い・悪いはありません。
その代わり広告には向き・不向きがあります。
誰のために
まず広告を出す前に一番最初に考えるべきこと。
それは“誰のために出す広告なのか”ということです。
性別や年齢、職業によってそれぞれ効果的な広告というものが存在します。
女性よりも男性の方がインターネットの利用率は高い傾向にあります。
さらに年齢で見ると若ければ若い程インターネットの利用率は高いのです。
職種別では技術職や学生はインターネットの利用率が高いです。
それでは、上の条件をふまえた上で少し考えてみましょう。
例えば60代の女性(職種: 農業)向け商品の広告を出そうと思ったら、紙媒体とインターネットどちらで広告を出すのが効果的でしょうか?
もうお分かりですね?
その様な場合は紙媒体で広告を出すのが効果的だと考えられます。
※もちろん紙とネット、両方で広告を出せればそれが理想です。
まとめ
インターネットが主流になって来たとはいえ、必ずしもネットの方が良いとは言い切れません。
だからと言って、まだまだこれからも紙媒体も活躍できるのかと聞かれると市場自体が減少傾向にある以上、恐らく今以上の効果を今後期待するのは難しいでしょう。
「広告を出すのに私は紙がいいんだ!紙以外は認めん!」という方のお気持ちも分からなくはありませんが、今一度その広告は何で出すのが一番効果的なのかをよく調べて考えてみてください。
それらをしっかりと理解することが出来れば、より良い集客・宣伝効果を期待することができるでしょう。
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